皆様、こんにちは!
2月に入り、寒さも少し和らいだように感じられる今日この頃…みなさまいかがお過ごしでしょうか❓
本日は以前も別のスタッフコラムでご紹介した、“International Bassoon Meetup”というアメリカのファゴットの団体による現在開催中のコンクールイベントのご紹介をしたいと思います。
以前の記事はこちら
“International Bassoon Meetup”はアメリカのインディアナ大学のファゴット奏者であるKathleen McLean氏、セントラルフロリダ大学のYoon Joo Hwang氏によって主宰されているコンクールイベントであり、その活動の展望(=Vision)には次のように書かれています…
- Develop opportunities for advanced bassoonists worldwide to compete in real orchestral auditions and creative artistic expressions.
-優れた世界中のファゴット奏者がオーデションや創造的な芸術表現の場で競い合う機会を拡げていくこと- Assemble global leaders in bassoon performance and pedagogy to serve as administrators, teachers, adjudicators, and advisors.
-ファゴット演奏、教育、審査等、指導的立場にある人達が一同に集まる機会となること- Establish an accessible, diverse, equitable and inclusive environment for all applicants to participate without a fee.
-費用がかからず、誰もが参加できる、多様性、平等性がある包括的な環境を設立すること- Serve as a conduit for bassoon manufacturers and double-reed related businesses to support striving young bassoonists to attain their professional aspirations.
-世界中のファゴットメーカー始め、ダブルリードに関わるビジネスに携わる方々が、熱心な若いファゴット奏者が自身の志を実現するための支援をできるように両者をの間を繋ぐ役割を果たすこと
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このコンクールには様々な部門があるのですが、現在International Bassoon Orchestral Excerpts Competition(「国際ファゴットオーケストラ“抜粋”コンテスト」)という名前の部門が開催されており、先日そのファイナリストが選出されました。
この部門では、参加者がオーケストラスタディの録音を提出し、その内容を基に審査を行う形式になっています。コンテストとして「競い合う」という側面はもちろんですが、審査を務められる世界中のファゴット奏者の方々からのフィードバックを得ることで、自身の今後の演奏へ活かしていく機会となることも、この部門の特徴です。大会の日程感や、課題曲の一覧などは以下のリンクからご覧ください!
先月1月10日に二次予選が終了し、ファイナリストの方々が決定いたしました…様々な国籍・背景の方々が参加されているようです…!このコンクールにエントリーした人数の全体はわからないのですが、音源審査という特徴もあり、数多くの方々が参加されたのではないかと思います。
ファイナルは3月10日を予定しており、引き続き結果に注目していきたいですね。コンクールの進捗や最新の情報は公式アカウント(https://www.instagram.com/internationalbassoonmeetup/)からも確認できますので、是非一度ご覧になってください!
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さて、本日最後はイベントのお知らせです…!
今月24日(月祝)は来月2月24日(月祝)はロンドンの”ハワース社”のオーボエの魅力をお伝えするイベントを予定しております!ハワースの楽器を使用されている加瀬孝宏氏、榎かぐや氏をお招きしコンサート&トークセッション開催、楽器試奏会も併設予定です。トークセッションでは皆様からの質問も大歓迎…ご来場ををお待ちしております!
ご参加詳細&お申し込みは以下のリンク先をご確認ください!