JDRアクセサリー・加湿ケースのご紹介

JDRリペアマンのつぶやき

10月も半ばに差し掛かり、気候もすっかり秋の空気になりましたね。
天気も体調も不安定になりがちな季節ですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

これから年末に向けて本番やオーデイションなどを控えている方も多くいらっしゃると思いますので、
体調など崩さぬようにこの季節を乗り切ってまいりましょう。
(私もモチベーション維持のために人前での本番を作りたいものです)

 


 

さて、早速ですが今回は、例年通り10月より販売開始しました加湿ケースのご紹介です。

既にご存じの方も多いかとは思いますが、
こちらの商品は、その名の通り楽器ケース内の湿度低下を防ぐ、加湿をしてくれる優れものになります。

冬季の低い湿度は楽器にとって、かなりの大敵です。
管体の変化によってキー動作に異常が出たり、急に吹き始めてしまうと急激な湿度変化によって管体の割れを引き起こしてしまうこともあります。

そのような事態を防ぐためにも、湿度の変化を減らす、特に保管時の湿度低下を防ぐことが重要になります。
そこで活躍するのがこちらの商品です!

〈使用例〉

使用方法としましては、上記の写真のように本品を楽器ケース内の中に入れて使用します。
(FGのケースなど、空洞が多いケースの場合は固定できるところに入れることをおすすめします)

使用個数の目安は、それぞれ
OB属(シングルケース):1個
OB属(ダブルケース):2個
FG:2個
KFG:3個
となっています。
(あくまでも目安ですので、実際の様子を確認しながらご使用ください。)
しっかりと湿度管理を行う場合は、温湿度計などを用いるとより効果的に使用できます。

上記の写真のように中のビーズが乾燥して小さくなってきたら交換のサインです。
この状態では加湿効果がないため、使用する際にはこまめにチェックしましょう!

この商品は加湿のみを行うもので調湿効果はないため、湿度が高い時期に使用することは避けてください!
(楽器の狂い、カビの発生などのトラブルの要因になります)

今回は加湿ケースのご紹介でした。
冬に楽器が割れてしまう、キーが動かなくなってしまった・・・
そのようなトラブルを予防するためにも、ぜひお試しください!

 

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