JDRファゴットクリニック~マルテ・レファルト氏を迎えて~


日時
2025年8月23日(土) 13:00~18:30(開場12:45)※途中入退場可能

概要
アフィニス文化財団の協力により、マルテ・レファルト氏が今年もJDRファゴットクリニックに登場!
大学在学中からマーラー室内管弦楽団首席を務め、その後バイエルン国立歌劇場管弦楽団やハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団で首席として活躍。その他、サイトウ・キネン・オーケストラなど数多くのオーケストラとも共演している。
現在はドイツ名門フォルクヴァング芸術大学の教授として若手の育成に力を入れている。

協力:公益財団法人 アフィニス文化財団



◇◆◇タイムスケジュール◇◆◇

■13:00-14:00 / セミナー
テーマ『演奏におけるストレスやプレッシャーとどう向き合うか』
演奏のストレスはどこから来るのか?何故、私たちはステージでナーバスになることが多いのか?
何が間違った思い込みで、どうしたら私たちは自分自身に対する信頼感を高めることができるのか?
公衆の前でステージに立つことは、自身の不安や自分に対する自信の揺らぎを誇張して移す鏡であり、
自分の中で処理しきれていないネガティブな演奏の経験がトラウマとなって現れます。
演奏指導の目的は、人前でより気持ちよく演奏できるようにすることです。
それによって演奏自体も向上します。ステージの上で、心地よさを肌で感じることができる者のみが、何事にも妨げられることなく、最高の演奏を披露することができます。
マルテ・レファルト氏が最新のストレス軽減技法について解説し、いかにして素早く自分の気持ちを静めることができるか、というテクニックを伝授します。

■14:00~17:20 / マスタークラス
 受講者3名:下記詳細記載あり

   ~休憩~

■17:40~18:30 / ミニリサイタル
 Mozart:Sonata for Bassoon and Basso Continuo B flat major KV 292 (arr Wolfang Kostujak)
  ※バスーンとピアノにアレンジされたバージョン
  ★2026年MURIコンクール一次予選課題曲★

 Hindemith:Sonata

 Weber:Concerto より第1楽章

講師
マルテ・レファルト氏(Malte REFARDT)

講師プロフィール
フォルクヴァング芸術大学・教授
Z.メータ率いるバイエルン国立歌劇場管弦楽団にて首席奏者を務めた後、2002年から18年までハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団首席奏者。室内楽では、ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団やオーストラリア室内管弦楽団等で客演、A.チュマチェンコやE.ブルンナーらと共演。ソリストとしては、SWRバーデン=バーデン&フライブルク交響楽団(現・南西ドイツ放送交響楽団)ほか多数と共演し絶賛を得た。音楽祭としてはザルツブルク音楽祭、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭、エディンバラ国際フェスティバル、BBCプロムスに参加。2003年よりセイジ・オザワ松本フェスティバル、水戸室内管弦楽団に首席奏者として定期的に参加。芸術監督を務めるドムレシュク・サマーコンサートは2018年に40周年を迎えた。フォルクヴァング芸術大学教授。


通訳:小松 晋一郎氏(ファゴット奏者)

受講者
①14:00-15:00
西堀 健祐さん(東京藝術大学別科卒、桐朋オーケストラアカデミー)
曲目:ファゴット協奏曲/モーツァルト

②15:10-16:10
原﨑 ありささん(東京藝術大学別科)
曲目:オーケストラスタディ

ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 第 2、3楽章
リムスキー=コルサコフ:シェエラザード 第2楽章
ラヴェル:ボレロ
ストラヴィンスキー:春の祭典
チャイコフスキー:交響曲第4番 第2楽章

③16:20-17:20
加地 佑唯さん(フリーランス、東京藝術大学大学院卒)
曲目:サラバンドとコルテージ/デュティユー

場所
JDRサロン(日本ダブルリード4階)

聴講人数
席数限定
※途中入退場可能

聴講料
入場料:1,000円(要予約)