今年のJDRは”Lorée”です(森田)

スタッフコラム

皆さま、こんにちは!

10月も半ばを過ぎ、ようやく涼しい日が…と思ったら時折夏日に💦
今年はとにかく寒暖差の激しい季節の変わり目ですがいかがお過ごしでしょうか?

本日のスタッフコラムは【楽器紹介】のお届けです。老舗オーボエメーカーの”Lorée”の楽器について、JDRの取り扱う幅広いラインナップから、ピックアップしてご紹介していきたいと思います!

Oboe d’Amour (オーボエ・ダモーレ)

まず始めにご紹介するのは、”オーボエ・ダモーレ”です

「ダモーレと言えば、ロレー」と言っても遜色がないほど、その知名度は広く、世界のオーボエ・ダモーレ市場の70%はロレーが占めていると言われています。

イングリッシュホルン始め、ロレーの製作する”特殊管”は耐久性・安定感に優れ、長年に渡り、世界中の奏者の支持を集めてきました。

JDRも創業以来、ダブルリード専門店としてロレーの楽器を送り届けてきました。昨年度は、お問合せを頂いても中々ご案内が難しい状況が続いてしまったのですが、今年度は満を持して、十”二”分量を入荷しています。この機会に是非、一度お手に取って頂けますと幸いです。

Oboe 140 model / Violed wood (140 モデル/ヴァイオレッドウッド仕様)

創業の1881年から、140周年を記念して2022年に製作されたロレーのAnniversaryモデルの楽器です。見た目としては、一見ロレーの通常の上級モデルの楽器(akモデル)と変わりませんが、もう一つ別の上級モデルである”Etoile”(エトワール)の発想を設計に取り入れており、柔軟性と厚みのある音色が魅力の楽器になっています。

通常のラインナップは黒いグラナディラ材を使用していますが、今回ご紹介の楽器は赤い木(ヴァイオレッドウッド)から作られており、上記の140の特徴に加え、楽器本体・吹奏感共に軽量・軽快な趣あるのが特色です。

 English Horn Low H / Violed wood(イングリッシュホルン Low H/ヴァイオレッドウッド仕様)

ダモーレと同様、王道ともいえるロレーのイングリッシュホルン…その定番モデルをヴァイオレッドウッド仕様で製作した楽器になります。先述の140と繰り返しになってしまいますが、イングリッシュホルンにおける「ロレーらしさ」をもちろん踏襲しつつ、材の違いによる軽量・軽快感が魅力の一本となっています。

上下管~ベルまで、近くで見てみると、材の木目の美しさが際立っています。性能・耐久性は勿論ですが、楽器の意匠に対するロレーのこだわりを感じることができる1本です…。

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いかがでしたでしょうか?今回はロレーの”定番”、特別仕様のラインナップからあくまで一部をピックアップしてご紹介させて頂きました。今年度はご紹介した楽器以外の機種についても、在庫数を豊富に揃えておりますので、是非一度お手に取って頂けますと幸いです。

最後にお知らせになりますが、JDRでは今週10月7日(月)から恒例の秋の特殊管楽器フェアを開催しています!

早速、今週末12日(土)、13日(日)、14日(月・祝)は今回ご紹介したした楽器を含む、特殊管楽器を中心とした試奏会を開催致します。特殊管が中心の試奏会にはなりますが、通常のオーボエ・ファゴットのご試奏も大歓迎ですので、是非お越しくださいませ!

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