リード作りをスピーディーに!「OB糸かけJDR Pro」のご紹介

JDRリペアマンのつぶやき

皆さんこんにちは!
今回はアトリエオリジナルの新商品、「OB糸かけJDR Pro」のご紹介です!

まずProではない糸かけが何ぞや、というところですが、
OB属のリード製作の工程内にケーンをチューブに糸を巻いて固定する、糸巻きの工程で使用する工具です。
巻く際は糸を張りながら巻いていくため、糸の端をしっかりと固定する必要がありますが、
机の脚などに固定するとどうしても作業のできる場所が限られてしまいます。

そこで糸掛けを用いることで、机の天板等にも固定できるようになるため、
自分の作業しやすいように糸の位置を変えられるようになります。
それが現行品の「糸かけJDR」の役割です。

 

 

そんなリード製作の際に用いる工具ですが、
今回紹介する新商品と現行品との大きな違いは糸の固定部分にあります。

従来、糸を固定するためには、一本リードを作るたびに毎回結び直す必要がありましたが、
糸かけProはハンドル部がネジ式になっており、糸を引っかけて締めるだけで簡単に糸の固定が可能となりました。
この仕様によって、よりスムーズに糸の交換が行えます!
(ネジを締めすぎると糸がちぎれてしまう場合があるため、糸が抜けない程度の力でお使いください)

糸を結んで固定する作業は単体ではそこまで時間はかかりませんが、
一度に大量のリードを作る場合はなかなかの作業量となってしまいます。
その工程を容易にすることで、よりスピーディなリード製作をサポートする、そんなアイテムになっています!

使い方の動画等も順次SNSで配信予定です!
店頭・オンラインショップにて販売しておりますので、ぜひぜひご覧ください♪

 

 

(最後に作成時の作業風景を載せております!普段見れない裏側、少し覗いてみて下さい👀)

 

~作業風景~

材料にボール盤(金属や木材などの素材に穴あけ加工をする工作機械)を用いて下穴を開けている様子です。
いきなりネジの溝を作ることはできないため、まずベースとなる穴(下穴)を作ります。

素材がかなり硬く、一度に穴を開けきることが難しいため、掘って戻してを繰り返して少しずつ掘っていきます。
ドリルの折れや材料を無駄にしないためにも、焦りは禁物です。

穴が貫通したらそれを元に、タップ(穴にネジ溝を刻む工具)でハンドル部分を取り付けられるように加工していきます。
正確にネジ溝を作るため、真っすぐ丁寧にタップを回していきます。
なかなか力のいる作業でもあります……

きれいにネジ溝が切れました!
後は穴のバリを取り、パーツを組み立てたら完成です!

普段は見れない作業の様子を少しお見せしました👀
次回の更新もお楽しみに!

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