シェレンベルガー氏が教えてくれたワーグナーの世界(阿部)

私は高校時代、吹奏楽部に所属していた。
オーケストラの曲を、吹奏楽用にアレンジして取り上げることが多かった。
分かるはずもないのに、演奏する曲のオーケストラ・スコアを購入し
自分のパートを見ながら音源を聴く癖がついた。
30年以上たっても、それは今でも続いている。

社会人になって、毎晩 ワーグナー作曲「パルジファル」を聴いていた時期があった。
そんなときに、シェレンベルガー氏がご来店された。
この曲で「オーボエの魅力的な所はどこですか」と伺ってみた。

シェレンベルガー氏は、スコアをめくりながら
おすすめの箇所を丁寧に教えてくださった。
私はその所に喜んで付箋を付けて、音源を聴くとき集中して聴くようになった。

今年から、少しづつ教則本のヒンケに取り組んでいる。
色気が出てきて、ヒンケの間にシェレンベルガー氏に教えてもらった所を
パラパラと吹いてみた。

とても面白い。

自分で、ワーグナーが書いたフレーズを演奏すると
不思議と「パルジファル」の世界に入り込めた感じがした。
もちろん、それは気のせいだ。

シェレンベルガー氏が製作した完成リードで演奏してみたら、
さらに美しい世界が広がるかも知れない…。

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