皆さまこんにちは!
久しぶりに星野がコラムを担当いたします
先月末に開催されたばかりのイベントに絡めて、イギリスブランドの「ハワース」の魅力について深堀していきたいと思います
少し…というより長文大作になってしまいましたので、お時間ある時にゆっくり読んでいただけましたら幸いです
<目次>
ハワースとは
まず初めに・・・
ハワース社ってどんなメーカー?という方のために簡単にご説明いたします!
(※公式HPの紹介文を意訳していますので予めご了承ください)
弊社が正規輸入代理店として数多く扱っているメーカーの内のひとつ「Howarth of London」
メーカーの歴史は長く、1948年に会社を立ち上げてから約77年間楽器製造・販売を行っています。
2025年現在、イギリスのロンドンとワージングに店舗と工場を構えており、国際的なオーボエメーカーとして世界中の数多くの楽器店が取り扱っています。
1948年、木管楽器の製造と修理を長く営んでいた3社(家族)が集まり設立されました。
サックスの組み立て工として勤務していたTom Howarth氏、木管楽器製作の熟練職人George Ingram氏、クラリネットの製造を専門としていたFred Mooney氏。
時は第二次世界大戦中、多くの楽器職人たちが戦争や軍務に就いたため、多くの楽器店や製造社が廃業していきました。(George氏が見習いをしていたLouis Musical Instrument Companyもその内の一社です)
そんな中、ロンドンのブージー&ホークス社(現在は楽譜出版社)は軍楽隊の楽器や武器の製造を主とし、繁栄していました。そこで、3人は出会ったようです。
当初3人は楽器修理店を設立しましたが、すぐに高品質なオーボエを製造するという評判を確立し会社は繁栄しました。数年後、Tom Howarth氏は退職してしまいますが、ハワースの名前が高く評価されており、社名はそのまま残っています。
1本のオーボエに6人の技術者が合計80時間を費やし、世界最高峰の楽器を製作し続けています。
イギリスでは大変主流な楽器メーカーであり、日本でいう「YAMAHA」の立ち位置だそうです。
また、世界で主に使用されている「コンセルヴァトワールシステム」、イギリス式の「サムプレートシステム」いずれも製作しているという数少ないメーカーでもありますね。
(参照:公式HP
https://www.howarthlondon.com/)
吹奏感や音色についてはモデル毎の特徴などもありますが…
クセの無い吹奏感、華やかで豊かな響きが魅力的なポイントではないでしょうか
各モデルの特徴
公式HPを見ると、数多くのモデルが製作されています。
その中でもスチューデントモデルの中の代表格「S50C」
プロフェッショナルモデルの「XM」「XL」「LXV」をJDRでは取り扱っています。
ハワースプレーヤー
以前JDRでもイベントを開催いたしましたが、世界的なオーボエ奏者の一人、ゴードン・ハント氏(Gordon HUNT・ロンドン室内管弦楽団首席オーボエ奏者)を筆頭に、主にイギリス国内、アメリカを中心に演奏されている方が多い印象です。
日本国内では今回のイベントでお呼びした加瀬孝宏氏、榎かぐや氏が愛用されております。
加瀬孝宏氏は現在、京都市立芸術大学准教授。
2024年3月まで東京フィルハーモニー交響楽団の首席奏者として務められており、退団される数ヶ月前よりハワースを演奏されています。
(使用モデル:XL)
榎かぐや氏は現在、パシフィックフィルハーモニア東京オーボエ奏者。
音楽大学在学中よりハワースを愛用されており、数々の音楽コンクールで賞を獲得されています。
(使用モデル:XM ゴールドプレート)
お二方とも年間数多くの演奏会や、SNSやメディアなどにご出演されてますので、どこかで音色を聴いたことがあるかと思います!
イベント① ミニコンサート
さて、前置きが長くなってしまいましたが、、、笑
今回のイベントの目的としては『ハワースの魅力とは?』『ハワースオーボエの音色を楽しんでいただこう!』という至ってシンプルな内容です。
※下記イベント詳細ページ※
前半は、無伴奏ソロ曲を1曲ずつ。そして無伴奏デュオ。
“眼福”ならぬ“耳福”のとっても幸せなひと時でした
加瀬氏による「シルヴェストリーニ/5つのロシア・エチュード」
こちらの曲は生演奏で聴いたことが無い人がほとんどなのでは?という位オーボエ奏者にとってはチャレンジな曲です。笑
そんな大変な曲を心地よく聴けるのは伸びやかな音色、(少なくとも私にはぜっっっっっっったいに真似のできない)素晴らしい演奏技術があるからですよね。
また曲間で各楽章の解説を交えながらの演奏でしたので、聴き手にも優しく更には加瀬さんの楽しく親しみやすいキャラクターが垣間見えてました!
榎氏による「マラン・マレ/スペインのフォリア」
師匠の演奏後ということで少し緊張気味でいらっしゃいましたが、榎さんの持ち味である優雅かつ超絶技巧に魅了されたひと時でした。
最後に「ボワモルティエ/2本のミュゼットのための組曲作品17より第1番」
実は師弟関係でもあるお二人。
コンサートという形式で二人で演奏するのは初めて…!とお聞きしてましたが、息ぴったりの掛け合い&ハワースのハーモニーがとても贅沢でしたね。
イベント②トークセッション
演奏の後は、雰囲気を変えてトークセッションのお時間です。
事前にお客様よりアンケートを集計し、お二方にいくつか質問をさせていただきました!
「ハワースオーボエとの出会い」「リードのセッティングに関するお話」
「オーケストラの仕事場で起こったハプニング!」「本番前の音出し(基礎練習)の内容」
などなど。。。どれもこれも皆さんが知りたいであろう質問ばかり!
加瀬さんの素晴らしいトークスキルに加え、弟子感満載の榎さんとの掛け合いにお客様からも笑い(爆笑?)が起こることも多々あり
我らの無茶振りに答えてくださり、実際に基礎練を目の前で吹いてくださるというサプライズあり
- イベント後の試奏会①
- イベント後の試奏会②
- イベント後の試奏会③
- ゲストのお二人
- ゲストのお二人
- 最後はスタッフも一緒に
・・・と、内容盛り沢山、お二人のチャーミングな魅力満載のイベントとなりました
このようにお客様との距離が近く、メーカーの魅力そしてプレーヤーの素のお姿を存分に堪能いただけるイベントをこれからも継続して企画していけたらと思っております!
今回残念ながらご参加いただけなかった皆様も、これを機に興味を持ってくださった方も…
次回はぜひお気軽にご参加くださいませ!
楽器付属品のご紹介
ここでハワース社特製の楽器ケース、ケースカバーをご紹介
ケース本体は木製。重量もそこまで感じず耐久性もあります。
個人的には、表面を触った感じの艶と滑らかさがお気に入りポイントです。笑
デザインも内側がブランドカラーである深みのあるグリーン
ロゴが金刺繍になっておりオシャレ…!
ケースカバーも至ってシンプルな作りですが、ポケットも付いており使い勝手が良いですね。
加瀬さんも榎さんもケースが気に入ってるとのことで、今も純正のケースを使用されているようです^^
最後に・・・
さて、今回はハワース社について&イベントの内容をチラッとご紹介させていただきました。
いかがでしたでしょうか?
ここまで読んでくださったということは…
ハワースに興味を持ってくださった。ということでしょうか?
コラムを頑張って書いた甲斐があります…!笑
実際に店舗では楽器をお試し頂くことが可能です◎
お問い合わせフォームよりお気軽にご相談くださいね。
それでは、また次回のコラムでお会いしましょ~
▼お問い合わせフォームはこちら▼