ファゴットにスタンドは必須アイテム!

JDRリペアマンのつぶやき

ファゴットにとって水は大敵!

今回はそんなお話です。

ファゴットは湿気を嫌う楽器で、置き方や保管方法に問題があるとボディにカビが発生したり、キーが腐食してしまいます。

ファゴットのダブルジョイント(ブーツジョイント)の内側はテナージョイント(ウイングジョイント)とバスジョイント(ロングジョイント)につながる2本の管が通っています。

テナージョイント側の内径はプラスチックなどで保護されていますが、バスジョイント側の内径はむき出しの木です。

 

ファゴットに使用されているメープル材は水分に弱く、カビが発生したり、腐食したりしてしまいます。

ボディをカビや腐食から守るには、なるべく楽器を置く際に寝かさないようにすることです。

寝かせてしまうと、U字管に溜まった水分がバスジョイント側に入ってしまい、内径やトーンホールのカビや腐食の原因となります。

楽器を置いて離れる際は、スタンドに立てるようにしましょう!

特に長時間吹いた後は、必ず内側の水分をスワブなどで拭き取りましょう!


\おすすめスタンドご紹介/

 

FGスタンド アイダ[F150]


FGスタンド リーズンスタッフ


また、ケースに保管の際は乾燥剤を入れることをおすすめします。

ただし冬場の乾燥している時期はその必要はありません。極端な乾燥はボディの収縮でキーが動かなくなってしまいます。

湿度計をケース内に入れて、湿度40~60%を保つようにしましょう!

 

 

この記事の感想をお聞かせください♪
  • 役に立った (17)
  • 面白かった (4)
  • 驚いた (2)
  • いいね (1)
  • 感動した (0)

その他のMagazine