もうすぐ、ハインツ・ホリガー氏が来日する。約2年ぶりだ、とても嬉しい。
今回は、京都、東京、札幌と三つの都市で、ソロ、
当たり前だが、どの公演も聴き逃せない。
スケジュールはこうだ。
5月17日(土)京都市交響楽団(京都コンサートホール)
5月23日(金)新日本フィルハーモニー交響楽団(
5月24日(土)新日本フィルハーモニー交響楽団(
5月31日(土)札幌交響楽団(
6月1日(日) 札幌交響楽団(札幌コンサートホールKitara)
京響の公演には注目すべき点がある。
ハインツ・ホリガー(指揮&ピアノ)と表記されている。
ホリガー氏はピアノを弾くことになっている。
つまり、オーボエは吹かないということだ。
第700回という記念すべき定期演奏会に、指揮&
京響の並々ならぬ意気込みを感じるのは、私だけではないはずだ。
ホリガー氏の芸術が全開になる。
もう神様はオーボエを必要としていない、
また、新日本フィルの公演も素晴らしい内容だ。
特に、ホリガー夫妻のために書かれたルトスワフスキ「
ご存じの通りホリガー氏の奥様(故人)はハーピスト。
聴衆への熱いメッセージが聴けるはずだ。
また、後半はメンデルスゾーンの名曲、序曲と「イタリア」だ。
ホリガー氏の作曲家としての視点が、
鮮やかなタクトで、
名演になることは間違いない。存分に楽しみたい。

そして、最後は札響だ。
「札響 2025-2026 演奏会のご案内」のパンフレットにこんな一文があった。
伝説ーホリガー・ザ・グレイト
(中略)目から鱗が落ちるような2015年の「未完成」
今回の「ザ・グレイト」への期待が一層膨らみます。
これを読んで、10年前に北海道のお客様から頂いたお電話を思い出した。
それは、2015年のホリガー指揮、札響の「未完成」
「とにかく、すごい、すごい演奏でしたよ!
というお話しだった。その感動を強い思いで情熱的に伝えてくださった。
私はその演奏会が、どれほど素晴らしかったか想像できる。
その凄まじさを、皮膚感覚で受け止めることが出来た。
今回のシューベルトは、札響史上「最高の演奏」になる。

3つの公演は、ホリガー氏の芸術に対する美学を感じる。
ホリガー氏は、音楽を通して自己を解放することにより、
それを享受した私たちの心は磨きぬかれ、豊かな「とき」
ホリガー氏は1939年5月21日生まれ。
来日中に86歳を迎えることになる。
世界中から祝福の声が寄せられるだろう。
一ファンとして「Happy Birthday! maestro!」
心の底から感謝の気持ちを伝えたい。
同じ「とき」を共に過ごせる奇跡に、感動しかない。
追伸
今回もホリガー氏の公演は、どれも聴き逃せない。
コンサートの前から、その感動が約束されている状況は稀だ。
最近だと、カルロス・クライバー指揮の演奏会がそうだった。
クライバー指揮のチケットは異常に高額だったが、ホリガー氏の公演はそうではない。
今回、新日本フィル様のご厚意で、
特別に10%
5月23日(金)サントリーホール 19時開演
S:8,000円→7,200円
A:7,000円→6,300円
B:5,500円→4,950円
5月24日(土)すみだトリフォニーホール 14時開演
S:7,000円→6,300円
A:6,000円→5,400円
B:5,000円→4,500円
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